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浜松地域新産業創出会議の4つの研究会のうち浜松医工連携研究会と浜松ロボット産業創成研究会が初の合同となる全体会を8月26日に実施しました。
新型コロナウイルス感染症により、医療現場は逼迫しており、ロボット化による医療従事者の業務負担の軽減は必要に迫られています。
今回の全体会は2部構成で実施。新型コロナウイルス感染症を契機に医療の業許可をお持ちでない企業にも医療業界に参入いただくため、医療分野をさまざまな観点から知っていただくことを目的に実施しました。
講演の要旨は以下の通りです。
【第1部】日経デジタルヘルス 編集長 河合基伸氏「コロナ禍で加速する医療DXの最新動向」
昨今の医療業界で巻き起こる医療DXやロボットによる医療分野改革など最新事例を紹介。ベンチャー企業が医療分野の開発をした上で、医療業許可を所持している別の企業が事業化するという例もあり、医療業界にはさまざまな企業が参入の余地があることを説明した。
【第2部】(株)グローバル・リンクス・テクノロジー「医療研究現場に技術革新!世界初ロボットでマウス飼育」
直接医療に関わるものでなくても、医療を取り巻く環境を広い視野で見ることによって、医療従事者の手助けになるような案件もある。同社が開発・製造した「Robo luck」はそんな考えから生まれた。調剤薬局の創薬ロボットにも類似しているこの「Robo luck」は、ロボット大賞優秀賞を受賞した。開発に至るまでの経緯、思い、改良すべき点など、開発者からの生の声は私たちの今後のものづくりのヒントになった。